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天気を知る

快晴 雨の日を避けてのトレッキングが考えられない、雨の多い国・日本。日本は偏西風帯にあるので、天気は西から東へ変わっていく。現在地よりも西の天気を知ることで現在地の天気を予測する事ができる。

天気図にはいろいろな天気記号があり、雨・雪など、天気とその広がり具合などがわかる。風向きは16方位の分けられており、矢羽根の向きで表されており、矢羽根の羽の数は、風の強さを表し、12階級に分けられている。等高線が同じ硬度を結んだように、等圧線は同じ気圧の部分を結んでいる。等圧線にギザギザがついたような寒冷前線や半円がついた温暖前線は、性質の違う空気の境目を表している。周りの気圧より高い部分が高気圧で、周辺より低いのが低気圧だ。

天気図を見て予測するには、高気圧、低気圧を囲む、等圧線の変化と移動を調べる方法がある。しかし、1枚の天気図だけを見ても予測は難しく、普段から毎日同じ新聞の天気図やテレビの天気図を見て、予報と実際の天気の傾向を知っておこう。

見上げてわかる天気

実際にフィールドに出ると天気図とにらめっことは行かない。新しい天気の情報はラジオ等から得るか、実査に空を眺めたり、肌で感じたりと自然現象で予測するしかない。それと、季節ごとの天気周期を頭に入れておく。朝、西の空にまったく雲がなければ、7時間はくらいは晴天は続くき、地平線に中層雲があれば4~5時間、下層雲だと1時間くらいは天気はもつ。