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トレッキングのコース設定

目的地が決まったら、次にどのようなルートで歩くかを決める。登山口から登って降りてしかするしか無い以外は、大抵の場合いくつかのルートがあるものだ。どこからスタートしてどこへたどり着くかを決める。この選択の仕方次第でトレッキングの安全性、体力度、さらに時に日程も変わってくるので慎重に計画したい。特に初めてのトレッキングなら、なにより無理なく安全で楽しめることを優先したい。

コース 入門コースの設定のポイントは、なるべく距離を短いコースを選び、1日の歩行距離も短く設定したい。初めてなら3~4時間、最長でも5時間が限界と考えた方がいいでしょう。そして、3~4時間で山小屋などに辿りつけないコースは除外するようにし、通常1泊2日のルートは、はじめから大きく見積もって2泊3日と設定しましょう。時間の余裕はいくらあっても困ることはありませんから。

標高差は少なく、危険箇所は極力避ける

標高差が少ない、また起伏の緩やかなルートほど体力的負担が少なく、楽に歩くことができます。斜面や起伏の度合いで差がありますが、1時間で登れる高さは250m前後。標高差が250m少ないルートを選べば、1時間で登れる距離が短くて済む。また、ルート上には雪渓や岩場など、難所がある場合がある。山道が不慣れなうちは、危険性の高い場所は極力避けて通りたい。