目的からテントを選ぶ

テントには様々な種類があり、自然環境もまた様々なので、状況に合わせてテントを選ぶ必要があります。

雨の少ない季節に眠るだけならば、軽くて小さなものを選べばいいでしょう。季節が夏で標高もそれほど高くならないならば、寒さを気にする必要がないので夏用のテントを選べば重さを軽減できます。 雨が多い時期ならば、テントの中で過ごすことを考えて居住性のいいものを選びましょう。ただ、バックパッキングであまり大きなものを担ぐことは出来ないので、ドーム型の物が最適です。テント内で釣りの準備をするなど作業の予定がある場合も、ドーム型の物を選んでおくと便利でしょう。

バックパッキングではわずかな重量差でも大きく響いてきます。テント以外の荷物もどう小さくまとめて軽量化するのかが大切なので、テントが単純に小さくなるだけではなく、まとめやすい形になるかも確認しておきましょう。

優秀なテントとは

テントは最後には必ず撤収しなければなりません。軽く小さなテントでも、その作業に労力を費やしてしまうようではいいテントではありません。予定通りに作業が進まないと計画が崩れてしまうので、設営や撤収が簡単であるというのはテント選びの重要な要素です。単純なものほど作業は簡単な傾向にありますが、出発する前に設営して撤収する練習をやっておいた方がいいでしょう。