靴の履き方

靴を履くときには、靴紐の長さに気をつけよ。特に紐を交換した時は要注意。長すぎると自分で踏んだり、木の根や岩角に引っ掛けたりし、転倒する原因となり非常に危険ですので、事前に適度な長さに調整しましょう。それと履くときには、ベンチや岩場で腰を降ろし、靴に足を入れる。カカトの方へ足を密着させ、Dリングに掛かっている紐を締める。もっともポピュラーな締め方は、フックの下から上へ靴紐を締めていく方法。平坦な道や緩やかな登りは、足首に適度に余裕がある程度に若干緩めると楽に歩けます。反対に、下りでは足首が靴の中で動かないようにきつく締める。 トレッキングシューズ アプローチ時によって締め方が変わるので、必ず確認しましょう。靴紐が長くて、余った紐を足首等に巻いてる人がいますが、これは緩みやブーツの形くずれの原因になるのでやめましょう。長い場合は切って、先端をライターで焼いてほつれないように処理しましょう。

日頃のメンテナンスが大事

靴は使用後しっかりメンテナンスをしましょう。メンテナンス次第では、数十年履ける場合もあります。皮の靴の基本的なメンテナンスとして、ブラシで土などの汚れを良く落とし、日陰で自然乾燥。乾燥後に、甲皮とソールの縫い目などの目止め剤を塗り、12~24時間ほど乾燥させ、防水クリーム等を素手で丁寧に塗り、数日置いて、さらにパラフィン系のオイルを塗り込み乾かし、豚皮のブラシで艶が出るまで磨く。