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歩幅と重心のとり方

初めてフィールドに出る人で間違いやすいのが、歩幅のとり方と姿勢による重心のとり方だ。つい距離を意識してしまい、早く歩いてしまいがちだ。そうすると歩幅が大きくと姿勢が前かがみになりやすい。そうすると体のバランスが崩れ、余分な疲労の原因になる。原則、歩幅は小刻みに歩く。特に下り坂はすべりやすく、体が勝手に前へでたり滑ったりするので、姿勢も背筋を伸ばして、重心が足の真ん中に来るように心掛けましょう。また、歩きのリズムも大事です。歩き始めは、ペースを掴むまでゆっくり歩きます。 トレッキング歩幅 また、間の休息も1時間程度を歩いたら10分休む、その時は厳密に時間を気にしなくていいです。岩場などの危険な箇所で休息してしまっては本末転倒です。それと、岩場などでは3点支持の原則という、手足の4本のうち、1本だけ動かし、残り3本でホールドやスタンスを支持するようにしましょう。

歩き出す前にやること

フィールドに到着して、身支度が整ったら、すぐに歩き出すのではなく、まずはウォーミングアップをして体を温めましょう。長い行程をこなすためにも、体にかかる負担を減らす意味でも、必ずやりましょう。グループならリーダーが率先して行えばいいですが、1~2人の場合はついつい手を抜いてしまいがち。メニューは各自で決めてもいいですが、アキレス腱や足の筋、腰のスットレッチをゆっくり伸ばして数秒止める方法で念入りに行いましょう。