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本州最大の高層湿原~尾瀬

日本有数で、かつ本州最大の高層湿原である尾瀬。言わずと知れたトレッキングの聖地だ。勿論、メジャーさゆえ、訪れる人も多く、水芭蕉の最盛期のころは木道をすれ違うのも一苦労だ。それでも、その自然景観はずばらしく、水芭蕉だけではなく7月下旬のワタスゲ、下旬のニッコウキスゲなどの大群落は見事だ。

沼山峠から尾瀬沼を経て鳩侍峠に至るコースは、尾瀬の魅力すべて満喫できる。変化に富んだ景観も人気のポイントである。尾瀬沼から見る燧ヶ岳や、尾瀬ヶ原の高層湿原、至仏山の高山植物、湿原のそこここに咲く、可憐なヒツジグサと魅力は尽きることがない。

尾瀬しかし、近年のトレッカーの急増により、マイカー規制や山小屋の完全予約制による入山者の制限など、尾瀬の自然環境の保全が叫ばれている。すこしシーズンを外して、あえて静かな尾瀬を歩くことが、尾瀬を楽しむポイントかもしれない。

参考コースタイム

沼山峠~~下田代十字路~山ノ鼻~至仏山~鳩侍峠を歩くコースの参考タイムとして、第1日:沼山峠(1時間5分)尾瀬沼、第2日:尾瀬沼(2時間50分)下田代十字路(2時間)山ノ鼻、第3日:山ノ鼻(2時間30分)至仏山(1時間40分)鳩侍峠 以上がトレッキングコースだ。沼山峠へは会津高原尾瀬口駅からバスで約2時間15分。鳩侍峠からは上越線沼田駅へ戸倉で乗り換えて約2時間5分。