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正しくザックを背負うには

ザック ザックは、背負い方によって体にかかる負担や歩きやすさがだいぶ変わってきます。より快適に歩くために、正しい背負い方を覚えましょう。正しく背負うには、まず前後のバランスがとれていることです。腰から背中にかけて、ザックが体に密着させるようにしましょう。このバランスが悪いと、ザックが後ろに引っ張られてしまい、実際よりも重たく感じてしまいます。ザックは重心に近いほど安定し、体を動かした時に振り回されにくいのです。

また、ウエストベルトにしっかりとザックの荷量がかかっていることも大切です。荷重をショルダーベルトだけでなく、ウエストベルトにもかければ上半身がラクになります。最後のポイントは、左右のバランスがとれていること。左右の肩と腰に正しく分割するのが大切です。重たいザックを背負うときには、平地ではいったん膝にのせてから背負いましょう。斜面を利用するのもラクです。

ザックの調節

実際に背負って調節するとき、最初にゆるめに延ばしたショルダーベルトに腕を伸ばしザックを担ぎます。次に、ウエストベルトをきっちり締めます。この時、ショルダーベルトを少し浮かせるようにし、荷重をウエストベルトにかけるようにします。ショルダーベルトを背中に密着させることも大切です。一度きちんと調節したザックは微調整もラクです。出発までに済ませておきましょう。