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避難小屋ってなに?

山の避難小屋 避難小屋とは、管理人が入っている営業小屋に対して、管理人が常駐せず登山者に開放されている小屋を言います(無人小屋とも言う)。ごく一部の小屋を除き、避難小屋には寝袋や炊飯用具などは用意されていませんので、食料はもちろん、ストーブやコッヘル、ランタン、シュラフなどを自分で担ぎ上げないといけません。また、ストーブは置かれていても、燃料の薪まで用意されていないことが殆んどで、冬場は特に充分な寒さ対策が必要です。避難小屋を利用する際には、事前に地元の役場や管理者に連絡を入れておきましょう。なかには、天候の急変などの緊急時以外の使用を禁じている小屋もあります。使用料は1泊500円程度だが、無料で使用出来る小屋も多くあります。小屋によっては老朽化していて使えないものや、シーズン以外はカギが掛かっていることもあるので、事前に必ず確認しましょう。

山小屋の物価

山小屋の物価は、基本的に高いです。例えばジュースが200円、缶ビールが400円という感じで、昼食にインスタントラーメンを作ってもらっても500円ぐらいはする。しかし、これは山小屋に物資を運び上げるヘリコプターや人力に頼らなければならない実情がある。そのために莫大な費用が掛かるうえに、その後の客の残したゴミの処理や水の確保、燃料の運び入れなどもヘリコプターや人力に頼らなければならない。そのための経費が乗っていると考えましょう。